最近観た映画のメモです。
「エリザベスゴールデンエイジ」
映画館で観ました。ガラガラの貸し切り状態だったので
ど真ん中に座ってのんびり観ました(笑)前作から約10年を
経ての続編公開ということですが、前作未見の私にも楽しめました。
そして、前作も観てみたい、と思わせる内容でした。
ストーリーは歴史絵巻的にストレートですが、何より
俳優陣の演技力、衣装、背景が荘厳で素晴らしかったです。
エリザベスはもちろん、スペイン大使の漆黒の衣装がもう、
あの時代の肖像画から抜け出してきたようなリアルさで感動でした。
そしてケイト・ブランシェットがド迫力。長い髪をなびかせて
自ら甲冑姿で馬を操り、兵士を奮起させるシーンや、
気の進まないドイツ王族とのお見合いで突然流暢なドイツ語を
話し出す理知的なシーンが、かっこよかったです。
国に人生を捧げる、神に選ばれし女王の苦悩と孤独、というのは
どんなに時代が変わっても根底は変わっていないんだなぁ、と。
現代の英国女王であるエリザベスを描いた映画「クイーン」と
比較してみるのも面白いと思います。
「レンブラントの夜警」
これもずっと観たかった映画で、小さな映画館で観ました。
ノンフィクションっぽい作品なのかと思っていましたが
実際には劇中劇のような舞台作品風の映画でした。
照明が凝っていて、実際のレンブラントの絵に近い角度の
光を作っていたり。食堂で食事しているシーンなど、
絵がそのまま動き出したのかと錯覚を覚えるほどでした。
レンブラントの名作「夜警」に秘められた謎を追う、という
話なのですが、そんなに謎というほどでもないような気が(笑)
でもこうして絵にこめられた「裏事情」を読み解きながら
鑑賞するというのは楽しくて好きです。膨大なセリフと登場人物で
けっこう難解な映画なので集中力と体力が必要かも。
「モディリアーニ 真実の愛」

これはBSでやっていたのを録画。しかし私のお目当ては
モディリアーニではなく、ピカソとコクトー。
かの有名なパリのカフェ「ラ・ロトンド」に集った
1920年頃の芸術家達の親交の様子がいきいきと描かれています。
コクトーが動いてる!っていうだけで嬉しくなっちゃうんですが
サブキャラなのでセリフはほぼゼロでした(爆)
冒頭で、これは完全にフィクションで実在する画家や団体には
関係ない、と断りが入ってます。ピカソをこんなに威張った
俗物的なキャラにしちゃったの?とハラハラしながら観ました。
ただ、ピカソとモディリアーニを敵対させた描き方は素直に
面白かったと思います。お互いに犬猿の仲で、でも実は互いの
才能を認め合っていて。巨匠ルノアールに会わせて
絵で財を成した成功者の裕福さを教えようとしたりと、
ピカソは酒と麻薬に溺れるモディリアーニの価値観を変え、
なんとか助けようとしているようにも私の目には映りました。
ユトリロ、ピカソの妻オルガなど実在した人物が続々と
登場するので、その時代にタイムトリップしたように
楽しめる映画でした。
「それでもボクはやってない」

これは地上波初登場のTVで観ました。
加瀬くんはほんとに巧いですね。巧いっていう言葉は
人工的すぎるかもしれない。もう超自然体に、あの役の
男の人そのもの、っていう感じのハマリ役でしたね。
結末を知らずに観たので、うわーそうなんだ!とラストにびっくり。
法廷劇って用語も難しくて間延びする場合が多い気が
するんですが、この映画は最後まで引き込まれるように
夢中で観れました。
「鳶がクルリと」

AFTER転落事故の窪塚くんが美容師役で
友情出演している作品です。
レンタルにも見つからず、やっとBSで観れました。
ほんとうにワンシーンしか出てないんですけど、
これで窪塚くん作品の制覇まであと数本です。
初期の頃のが見つからずなかなか完全制覇できません〜。
「テイキング・ライブス」

05年に一度観てるのに、犯人が誰か忘れてました(笑)
アンジェリーナ・ジョリー&イーサン・ホークに
キーファー・サザーランドと豪華キャストの連続殺人サスペンス。
アンジェリーナがFBI特別捜査官で天才プロファイラーという
設定なんですが、五感の鋭さに井上薫くんを思い出しながら
観ました。彼女が勘を働かせている時の、その怪しげな対象物の
映し方がうまくて、スリル満点でした。